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各学年から

魚へんの漢字①

秋晴れのよい天気の日が続いています。秋と言えば食べ物が美味しい季節ですね。そこで、何回かに分けて、魚へんの漢字を紹介したいと思います。もちろんこれで全てではありませんが、よく見る漢字を中心に。お寿司やさんなどで湯呑みに書いてあるのをたまに目にしますね。いくつ知っているかな?

 

あ行
 

鯵(あじ)
鮎、香魚、年魚(あゆ)
鮑、蚫、鰒(あわび)
鮟鱇(あんこう)
魷、烏賊(いか)
鰝、伊勢海老(いせえび)
鰯(いわし)
鯎、鯏(うぐい)
鰻(うなぎ)
海老、鰕、蝦(えび)
 

か行
 
鯑、数の子(かずのこ)
鰹(かつお)
鰈(かれい)
鮍(かわはぎ)
鱚(きす)
鯨(くじら)
鯉(こい)
鮗、鰶、鯯、鱅(このしろ)

さ行
 

鮭(さけ)
鯖(さば)
鮫(さめ)
鱵、細魚、針魚(さより)
鰆(さわら)
鰶、秋刀魚(さんま)
鯱(しゃち)
鱸(すずき)

 

 

朝会の話題から

今日は朝会がありました。校長先生のお話の中でも、心の栄養になります、読書をしましょうというお話がありました。今日は青空文庫から、夏目漱石の『吾輩は猫である』の冒頭部分を紹介します。

 

吾輩(わがはい)は猫である。名前はまだない。
 どこで生れたかとんと見当(けんとう)がつかぬ。何でも薄暗(うすぐら)いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶(きおく)している。吾輩はここで始めて人間というものを見た。しかもあとで聞くとそれは書生(しょせい)という 人間中で一番獰悪(どうあく)な種族(しゅぞく)であったそうだ。この書生というのは時々我々を捕(つか)まえて煮(に)て食うという話である。

しかしその当時は何という考もなかったから別段(べつだん)恐(おそろ)しいとも思わなかった。ただ彼の掌(てのひら)に載(の)せられてスーと持ち上げられた時何だかフワフワした感じがあったばかりである。掌の上で少し落ちついて書生の顔を見たのがいわゆる人間というものの見始みはじめであろう。この時妙なものだと思った感じが今でも残っている。

第一毛をもって装飾されべきはずの顔がつるつるしてまるで薬缶(やかん)だ…

続きはぜひ図書室で借りてよんでみてください。

青空文庫 https://www.aozora.gr.jp