各学年から
青空文庫から
図書委員会による読書すごろくが始まりましたが、一年を通じて読書をすることは、心に栄養を与えるということです。自分がしたことのない経験も、読書をすることですることができますし、様々な知識を得ることができます。小学生のうちからどんどんと本を読む習慣をつけておくと、大人になってからも継続して読書をする人が多いです。
今日は青空文庫のなかから、この季節にちょうどよい詩をひとつ紹介します。
小川未明の「冬の木立」です。
冬の木立 小川未明
冬(ふゆ)の木立(こだち)
しょんぼりと
寒(さむ)かろう
蓑(みの)着きよ
合羽(かっぱ)着きよ
綿帽子(わたぼうし)かぶりょ
からすが
頭(あたま)に止(と)まった
かんざしのように止(と)まった
止(と)まったからす
なぜなぜなかぬ
いつまでなかぬ
青空文庫より https://www.aozora.gr.jp/
いつも参考にさせていただく著作権フリーの青空文庫ですが、スマホやタブレットなどでも電子書籍として本を読むことができます。ぜひアクセスしてみましょう。