ブログ

各学年から

メリークリスマス

今日はクリスマスですね。世界的におめでたい日とされて、祝われている日です。クリスマスは、イエス・キリストという人の誕生をお祝いする日、とされており、世界中の人の幸せをおいのりする日でもあります。イエス・キリストとはみんなが生まれるずっとずっと前に、神様の子どもとして生まれた人です。みんなの幸せを願い、たくさんの人を助けたとされています。ちなみに今使用されている2024年という数字も、イエス・キリストが生まれた年から数えているとされています。

クリスマスには、ツリーにかざりつけをして、お祝いをするところが多いです。みなさんのおうちでもお祝いをしましたか?サンタさんが来る日ともいわれていますね。サンタさんは夏はなにをしているのだろう、どこに住んでいるんだろうとかいろいろな疑問がありますが、みんなで話し合ってみるのも楽しいのではないでしょうか。

 

今日は何の日

今日は『冬至』にあたります。冬至の日付けは年によって違い、今年は本日だそうです。

北半球では太陽の高さが一年で最も低くなる日で、一年中で最も昼(日の出から日没まで)が短くなり、夜が最も長くなる日です。江戸時代の暦(こよみ)の解説書である、『こよみ便覧(べんらん)』では、「日南の限りを行て、日の短きの至りなれば也」と説明されています。

また、昔から冬至の日に柚子湯(ゆずゆ)に入ると風邪をひかずに冬を越せると言われています。

柚子(ゆず)=「融通(ゆうづう)」がきく、冬至=「湯治(とうじ)」。こうした語呂合せから、冬至の日にゆず湯に入ると思われていますが、もともとは運を呼びこむ前に厄払いするための禊(みそぎ)だったと考えられています。昔は毎日はお風呂に入りませんでしたから、特別な日である冬至の日にいつもと違うお風呂に入っていたというのもうなずけますね。冬が旬(しゅん)の柚子は香りも強く、強い香りのもとにはわるいことがおこらないという考えもありました。端午(たんご)の節句の菖蒲湯(しょうぶゆ)も同様の考えかたからきています。

また、柚子は実るまでに長い年月がかかるので、長年の苦労が実りますようにとの願いも込められているそうです。

 

大掃除の時間です。

2学期も明日で終わりということで、今日の4時間目は学校全体で大掃除の時間です。みんな一生懸命掃除に取り組んでいます。教室もきれいになって、よい新年をむかえることができそうですね。

 

 

青空文庫より

2学期もあと3日となりました。早いもので今年もあと少しで終わりとなります。学び残しががったらしっかりと今学期中、または冬休みに復習しましょう。

 

さて、久しぶりに青空文庫より詩をいくつかご紹介します。明治、大正期の詩人、児童文学者山村暮鳥の詩です。

 

『おや雀』
山村暮鳥

 

おや雀(すずめ)
おや雀
もう日が暮(く)れる
くらくなる

日がくれて
くらくなつたら
どうしよう
何処(どこ)に行かう

ぼつちやん
わたしの巣をかへせ
子どもをかへせ

 

『手ぶくろ』
山村暮鳥

 

あたしの
手套(てぶくろ)
桔梗色(ききやういろ)→ききょういろ

雪のふる日は
おもひだす→おもいだす
なくした
一つの
手ぶくろよ

のこつた→のこった
一つの
てぶくろよ

 

むかしの文は、今の文と少し違うところもありますね。冬休みにはいろいろと探して読んでみるのも楽しいと思います。

 

青空文庫 https://www.aozora.gr.jp/